禁煙8日目の変化とは?離脱症状を乗り切る方法を徹底解説

禁煙を始めると「タバコを吸いたい」「イライラする」「集中できない」といった不快症状(離脱症状)が出現します。禁煙3日目には離脱症状がピークに達し、禁煙8日目には離脱症状が急激に楽になります。

今回は、禁煙8日目の症状および体の変化と、離脱症状を乗り切る方法について解説します。禁煙8日目について知りたい方は、ぜひ参考にしてみてください。

禁煙8日目とは?

禁煙を始めて1週間が経過した8日目は、離脱症状が急激に楽になるタイミングです。これは、体内のニコチンが完全に抜けてニコチン依存の状態から脱するためです。

それでは、禁煙開始から1年後までの離脱症状の経過と体の変化について詳しくみていきましょう。

離脱症状の経過と体の変化

時間の流れとともに変化する離脱症状の経過と体の変化について表にまとめてみました。禁煙開始から48~72時間後(2~3日目)には離脱症状がピークを迎えますが、時間が経過すればするほど体は確実に回復していきます。

時間の流れ離脱症状の経過禁煙による体の変化
20分後早い人では「タバコを吸いたい」「イライラする」「集中できない」といった症状が出現ニコチンによって収縮していた血管が元に戻り、血圧・脈拍が正常化し始める
8時間後離脱症状との戦いが始まる・呼吸が楽になる
・運動能力が回復し始める
24時間後離脱症状が最も辛くなる期間が始まる・血中の一酸化炭素が正常に戻る
・心臓発作のリスクが低下する
48時間後離脱症状がピークに達する嗅覚・味覚・胃の働きが正常化し始め、ご飯が美味しいと感じるようになる
72時間後ニコチンが抜けきり離脱症状が緩和される肺活量や気管支の機能が回復し、運動機能も大きく回復する
1週間後離脱症状が急激に楽になる睡眠の質が改善し始める
2週間後離脱症状が落ち着いてくる・心臓や血管が回復し、歩行が楽になる
・肺活量が30%回復する
・肌のハリ・ツヤが戻ってくる
1~9ヶ月後ふとした瞬間にタバコを吸いたいという衝動が起こる・ストレスが軽減する
・咳・息切れ・疲れやすさが改善する
・喫煙がリスクとなる病気にかかりにくくなる
1年後タバコを吸いたいという気持ちが消失するが、油断はできない・咳・痰・息切れなどが改善する
・体のだるさや倦怠感が改善する

参考:くにちか内科クリニック「禁煙後におきる体の変化」

具体的には、禁煙開始後20分で血圧・脈拍が正常化し始め、48時間後には嗅覚・味覚・胃の働きも正常化します。

禁煙1週間後には離脱症状が急激に楽になるのに加え、睡眠の質が改善しよく眠れるようになります。しかし、ニコチンが体内から抜けて離脱症状のピークを乗り切っても「タバコを吸いたい」という欲求とは付き合っていかなければならないのが実情です。

禁煙8日目に「タバコを吸いたい」と感じても、長期的な目で見た禁煙のメリットを考慮して、タバコに手を出さないまたは出せない環境を作るのがポイントです。

禁煙8日目の離脱症状

禁煙8日目にみられる離脱症状は以下の通りです。

  • タバコを吸いたいという強い欲求
  • イライラする
  • 息苦しさを感じる
  • 口が寂しい
  • 集中できない

一般的には、10~14日ほどで離脱症状が落ち着き、「タバコを吸いたい」と感じる頻度も低くなります。

しかし、禁煙8日目であっても「タバコを吸いたい」という気持ちが収まらず、ついタバコに手を出して喫煙生活に戻ってしまうケースも少なくないようです。禁煙8日目とは、離脱症状が急激に楽になるタイミングではありますが、油断をして1本吸ってしまわないよう気をつけなければなりません。

禁煙8日目を乗り切る方法7つ

それでは、禁煙8日目を乗り切る方法についてみていきましょう。禁煙8日目というのは、離脱症状のピークを乗り切り、ニコチンが体から抜け切った状態です。ここから離脱症状は急激に楽になりますが、「タバコを吸いたい」という局面は数ヶ月単位で続きます。

禁煙8日目の「タバコを吸いたい」「イライラする」「息苦しさを感じる」「口が寂しい」「集中できない」といった症状を乗り切る方法を7つ紹介します。

  1. 何もせずに寝る
  2. 軽い運動をする
  3. 電子タバコを吸う
  4. 禁煙を決意した時のメモを見る
  5. 飲み物・ガム・飴を口にする
  6. 飲み会に行かない
  7. タバコを売っている場所に近づかない

上記の方法について1つずつ解説します。

何もせずに寝る

「タバコを吸いたくて辛い」「息苦しい」と感じたら、とにかく寝て時間をやりすごしましょう。禁煙を始めると、その辛さから一時的にやる気が低下することがあります。不快な症状は時間の経過とともに弱まってくるため、割り切って何もせずに寝てしまいましょう。

「1本だけなら」と吸ってしまわないことが重要です。

軽い運動をする

タバコのことで頭がいっぱいになっている場合は、軽い運動をして気を紛らわせましょう。タバコを吸いたいと感じるのは、長くて5分といわれています。運動をすれば身体機能の維持・向上を図れるので一石二鳥です。

集中できない時にも軽い運動をして気分転換を図るのがおすすめです。

電子タバコを吸う

タバコの代替品として、電子タバコを取り入れるのも1つの方法です。国内で購入できる電子タバコには、ニコチン・タールが含まれておらず安全です。タバコを吸いたくてイライラした時に、電子タバコを吸ってみましょう。

電子タバコのメリットは、タバコと比較して安価で安全性が高い点です。また、電子タバコのフレーバーは「メンソール味」「フルーツ味」「コーヒー味」など種類が豊富で、リフレッシュ効果が期待できます。

初回限定のお試し価格でお得に利用できる電子タバコも多いので、いろいろ試しながらお気に入りのデバイスを見つけてみるのもよいでしょう。

禁煙を決意した時のメモを見る

誰しも、禁煙を決意した理由があるはずです。禁煙を決意したら、その理由を紙に書き出しておきましょう。書き出していない人は、思い出してメモを残しておくのがおすすめです。

タバコを吸いたくなったらそのメモを見て、気持ちを切り替えましょう。

飲み物・ガム・飴を口にする

「タバコを吸いたい」「口が寂しい」と感じたら、冷たい水や熱いお茶を飲んで気を紛らわせましょう。また、ガムを噛んだり飴をなめたりするのも有効です。

飲み会に行かない

お酒を飲むとタバコを吸いたくなるおそれがあります。また、飲み会の席でタバコを吸っている人がいるとつい1本吸いたくなるものです。

禁煙していることを周囲の人に伝え、飲み会に行かないことで、禁煙成功に1歩近づきます。

タバコが売っている場所に近づかない

タバコのことを考えていると、つい買ってしまうことがあるかもしれません。あえてタバコを手元におきつつ我慢して禁煙に成功するケースもあるようですが、基本的にはタバコが手に入らない環境に身を置きましょう。

離脱症状のピークを乗り切った禁煙8日目の時点で1本吸ってしまうと、1週間の努力が水の泡になってしまいます。タバコを買ってしまわないよう、吸いたい気持ちが落ち着くまでは外出を控えるのも1つの方法です。

禁煙8日目についてまとめ

今回は、禁煙8日目の離脱症状を乗り切る方法と禁煙による体の変化について解説しました。禁煙8日目とは、体内からニコチンが完全に抜け、ニコチンの離脱症状が急激に楽になる段階です。離脱症状のピークを乗り切っても、タバコを吸いたい気持ちはコントロールしなければなりません。

禁煙8日目に「タバコを吸いたい」という気持ちが強い方は、この記事を参考に禁煙を継続してみてください。

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