電子タバコのニコチン量とは?各タバコ製品のニコチン量と比較してみた

電子タバコは、体への悪影響が少なく気軽に吸えることから近年注目を集めています。しかし、タバコの成分でとくによく言われる「ニコチン」は、実際にはどの程度含まれているのでしょうか。この記事では電子タバコのニコチン量について解説します。

各タバコ系製品のニコチン量を比較

電子タバコに含まれるニコチン量は、具体的にどの程度なのでしょうか。昔ながらの紙タバコや、電子タバコと混同されがちな加熱式タバコと比較して見ていきましょう。

紙タバコのニコチン量

まずは昔からよく吸われている紙タバコのニコチン量を見ていきましょう。紙タバコでは、タバコ葉が燃焼され、その煙を吸引することによってニコチンを摂取します。ニコチンはタバコ葉に自然に存在する成分であり、中枢神経刺激物として作用する物質です。喫煙者は吸引することでニコチンを肺に取り込み、血液中に吸収されます。

紙タバコのニコチン量は銘柄やタバコの種類によって異なりますが、一般的には一本の紙タバコには1本あたり0.1ミリグラム~1ミリグラム程度のニコチンが含まれています。また、調査によると主流煙に含まれるニコチン濃度は1,000~2,420 µg/m3程度です。ただし、吸う煙の量や吸引の仕方によっても実際に摂取されるニコチン量は変化するため、喫煙者が自身のニコチン摂取量を正確に把握することは難しいでしょう。

タバコの銘柄によっては、ニコチンの含有量が表示されているものや、低ニコチンタバコ・ノンニコチンタバコをうたう商品もありますが、基本的には加熱式タバコ・電子タバコと比較してニコチン量が多いといわれています。

加熱式タバコのニコチン量

加熱式タバコは電子タバコと混同されやすいですが、両者は仕組みが異なります。加熱式タバコは紙タバコと同様にタバコの葉を加熱して発生した水蒸気を楽しむのに対して、電子式タバコはリキッドと呼ばれる液体を加熱し水蒸気にして吸うものです。そのため、加熱式タバコは紙タバコにより近い風味を楽しむことができますが、ニコチンが少なからず含まれることになります。

具体的に含まれるニコチン量は、1本あたり0.1ミリグラム~1ミリグラムほどで紙タバコとほぼ同じ量です。しかし、加熱式タバコを使用した際に主流煙に含まれるニコチン濃度を調べると26~257µg/m3程度となり、紙タバコのおよそ100分の1にまでおさえられていることがわかりました。これは加熱式タバコがタバコの葉を直接燃やしているわけではなく、また種類によってはニコチンが気化する温度よりも低温で加熱する「低温加熱式」であるため実際に吸うニコチンの量が減っているためです。

このように加熱式タバコは、機種によってタバコ葉の種類や加熱温度が異なるため多少の上下はあるものの、多くの場合で紙タバコよりも少ないニコチン量でタバコを楽しむことができます。ただし、全くニコチンを含まないわけではないことに注意しましょう。

電子タバコのニコチン量

それでは、リキッドを水蒸気にして吸う電子タバコの場合はどうでしょうか。結論から言うと、ほとんどの電子タバコにはニコチンが含まれていません。電子タバコはタバコ葉を使用しないため、ニコチンを含む製品を作る場合にはニコチンそのものをリキッドに使用する必要があります。しかし、ニコチンは日本の毒物及び劇物取締法では毒物として扱われているため、ニコチン入りのリキッド販売は禁止されているのです。

日本では違法となるニコチン入り電子タバコの販売ですが、海外から購入することで手に入れることは可能となっています。国によってはニコチンの売買が認められており、比較的自由に購入ができる場合もあるのです。また、海外の販売サイトから直接購入をすれば日本国内でも入手が可能でしょう。ニコチン入り電子タバコは国内での販売に制限がかけられていますが、購入は違法ではないためです。

ただし、海外サイトは日本語表記がなかったり、値段も円表記でなかったり、悪質なサイトがクレジットカード情報を不正に利用したりといったリスクが高くなる点に注意しましょう。また、ニコチン入りリキッドの個人輸入量には制限が設けられています。制限を超えた輸入は税関に引っかかり、せっかく購入しても手元に届かなくなってしまう可能性があるため十分な確認が必要です。

ニコチンなしの安全なおすすめ電子タバコ5選

電子タバコはニコチンが含まれていないため、安心して楽しむことができます。しかし、具体的にどのような製品があるのでしょうか。ここではニコチンなしで安全な電子タバコを5つ紹介します。

Eleaf Glass Pen

Glass Pen(グラスペン)は、Eleafから発売されているPODタイプの電子タバコです。ガラス製のPODを使用する世界初のデバイスで、樹脂攻撃性が高いリキッドでも問題なく使用できるという特徴があります。また、耐久性が高く軽いアルミニウムを採用したボディーや、専用のGTLコイルなど、その他の部品にも細部までこだわりのある一品です。

UWELL CALIBURN KOKO

UWELLから発売されているCALIBURN KOKO(カリバーン ココ)は、小さなボディー形状が特徴的な電子タバコです。縦長スティック状のCALIBURN兄弟機と同様のスペックながら携帯性に優れ、簡単な操作で電子タバコを楽しむことができます。

Joyetech eGo AIO

Joyetech制のeGo AIO(イゴ・エーアイオー)は、アトマイザーとバッテリーが一体化されたコンパクトなタイプの電子タバコです。とくに特徴的なのはそのデザインの種類の多さで、シンプルなカラーから、こだわりのあるウッド・大理石のようなデザインまで15種類以上から自分の好みのものを選ぶことができます。

Vaporesso Veco One

Veco One(ベコワン)はVaporessoから発売されているリキッドタイプの電子タバコです。シンプルなデザインで簡単操作ながらも味の再現度の高さに定評があり、初心者にも扱いやすい一品といえます。また、セラミックコイルに対応しており寿命が長いことも特徴です。

NONICO

NONICO(ノニコ)は、同社名をもつNONICOが発売している電子タバコです。指にフィットしやすい薄型のフォルムが特徴的ですが、ミクロンセラミックコイルを採用したことでその持ちやすさからは想像できないほどダイナミックな吸いごたえを実現しています。

タバコのニコチン量で気をつけた方がいいこと

タバコの主成分であるニコチンは身体に悪影響があるため、その量にはよく気をつける必要があります。ここではニコチンの量について、とくに気をつけるべきポイントを3点紹介します。

ニコチンの健康への影響を理解する

ニコチンは、心血管疾患やがんなどの健康リスクを増加させる可能性があります。喫煙によるニコチン摂取は、血圧の上昇や動脈硬化、がんのリスクも増加するといわれているため、これらの健康影響を理解して適切な対策を取ることが重要です。

ニコチン摂取量を把握する

自身の喫煙回数や吸い込む煙の量を把握することは、ニコチン摂取量を管理する上で重要です。喫煙の回数や吸い込み方を制限することで、ニコチンの摂取量を減らすことができます。また、加熱式タバコや電子タバコなど、ニコチン量の少ない喫煙方法によって健康へのリスクを軽減することも可能です。ニコチンの量を把握して減らすことで健康状態の改善につながり、心血管疾患やがんなどのリスクを軽減できる可能性があります。

心理的なサポートを受ける

ニコチンの量を減らすことは身体的な課題だけでなく、心理的な課題も伴います。ニコチンへの依存や喫煙習慣は、ストレスへの対処やクラビングと関連することがあるためです。禁煙カウンセリングや心理療法を受けることで、喫煙のトリガーやストレスへの対処方法を学び、禁煙の成功率を高めることができます。また、禁煙支援グループやオンラインコミュニティに参加することで、他の禁煙者との情報交換や励ましを受けることも検討してみましょう。

電子タバコのニコチン量についてまとめ

電子タバコのニコチン量は、国内で販売されているものに関してはほぼゼロであると考えて問題ないでしょう。ニコチン量を減らしたいと考えている方は、ぜひ電子タバコを使ってニコチンのない喫煙を始めてみてはいかがでしょうか。

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